ブックタイトルライフイベントからみる共済制度所属所担当者ガイド

概要

ライフイベントからみる共済制度所属所担当者ガイド

災害死亡退職家族が死亡家族の介護家族が就職・結婚40歳病気・障害家族が入学・進学出産・育児結婚就職13被扶養者の認定を取り消しするとき被扶養者が、被扶養者資格認定要件を欠くこととなった場合には、「被扶養者申告書」により、認定取消しの手続きが必要となります。? 認定限度額を超えることとなった場合や離婚した場合、死亡した場合、また、その他の事由により認定要件を欠くこととなった場合には速やかに認定取消しを行ってください。（資格取消日については、下表参照）被扶養者の認定取消しとなる主な事由及び取消日被扶養者の資格要件に該当しない事由取消日添付書類必須1就職（健康保険・国民健康保険に加入）就職した日（健康保険・国民健康保険に加入した日）就職後の保険証の写し△2収入の増加（給与収入や事業収入の増加）◇給与収入の場合・130万円以上になった月の翌月1日・3ヵ月連続して月額108,334円（130万円÷12ヵ月）を超えた翌月1日◇事業収入の場合･･･確定申告をした日（事業収入が確定した日）◇給与収入の場合・雇用証明書・給与明細書など（給与収入内容が確認できるもの）◇事業収入の場合・確定申告書の写し○3公的年金等の受給権発生や年金額の増額改定年金決定通知書又は年金改定通知書が交付された日公的年金等の年金決定通知書又は年金改定通知書の写し○4雇用保険受給開始雇用保険受給開始日雇用保険受給資格者証（失業給付基本手当等の受給内容の表示のあるもの）○5離婚離婚した日（離婚届の受理日）離婚した日がわかる書類△6同居が認定要件である人の別居（義父母など）別居した日当該者の住民票（別居の日がわかる書類）○7扶養者の変更扶養者の変更をした日扶養替えの事実がわかる書類（扶養替え後の保険証の写しなど）△8死亡死亡した日の翌日死亡日がわかる書類△9国民健康保険に加入（被扶養者の事情により、被扶養者資格の喪失を自主的に希望する場合等）資格喪失を希望した日（国民健康保険に加入した日）2・3と同様の書類（収入超過の可能性が有るため）※ただし、子供等の場合、社会人としての自立を目的として認定取消を希望する場合で、収入超過の可能性が無いと判断できるときは不要。○10仕送り等の不履行（1）毎月の仕送りに1ヵ月分相当額以上の不足がある場合発覚した月の1日又は翌月の1日援助の事実を証する書類（写）（2）仕送りの事実が確認できなかった場合最後に仕送りの事実が確認できた日の翌月1日○◆上記のとおり、取消事由により添付書類が異なります。・添付必須（○印）の場合は、必ず添付書類の提出が必要です。・添付必須（△印）の場合は、所属所において、取消日の確認を行っていただいている場合は、添付書類は省略可能です。ただし、添付書類を省略される場合、取消日に誤りのないよう、十分ご確認ください。なお、取消日までに収入超過をしている場合は、23に基づく添付書類が必要です。提出書類添付書類ア．被扶養者申告書イ．国民年金第３号被保険者関係届（26頁参照）※被扶養配偶者が上記2又は5の事由に該当する場合のみアと同時提出組合員被扶養者証等（交付されている全ての証）提出期限その他留意点その都度、速やかに認定取消事由の発生以後、組合員被扶養者証を使用しての診療行為は、医療費の返還請求をさせていただくことになりますので、認定取消事由が発生次第、直ちに資格取消しの手続き及び組合員被扶養者証の返納を行ってください。25（R2. 4）